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Welina

猫のミィとの暮らしや、Hawaiian Dog&Cat Collar[Welina]の商品をご紹介します。

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10周年② トリマーを目指す

10周年①はこちら→

ずいぶんと間が開いてしまいました!

スミマセン。続きです。(^_^;)

我が家にミィが来て
猫のサイトや犬猫里親募集のサイトなど見ているうちに
保護された犬や猫を綺麗にしてあげたいと思うようになり
舞ちゃんが虹の橋へ旅立った翌年の2006年、
ペット美容学校の通信学科で1年勉強して
トリマー2級と小動物看護士2級を取得。

その後1級の試験を受ける為の条件として
ペット業界で2年以上働くことが必須だったので
トリミングの練習をしながら生体の勉強もできる
ブリーダーがベストだろうと考え、
ネットで見つけたブリーダーのお宅で面接を受けました。

※その頃ペット業界について勉強不足でした。
 今は無理な繁殖は反対です。
 

2階建て一軒家に男のオーナー1人とボロボロに汚れた犬達。

ダックス、チワワ、プードル、ヨーキー、シーズー、ノーフォークテリア、
柴犬、ポメラニアン。

2階3部屋、1部屋に6~8頭ずつ。

1頭ずつ大きいケージに入れられていました。

更に大きいケージ(150cm)には2頭。

1階リビング3頭。そのうち2頭は雄と雌で1つのケージ。

全てのケージに2~3枚のバスタオルが敷いてあって
寝床兼トイレになっていました。

それからオーナーのぺットとして飼われていたゴールデン1頭、甲斐犬3頭、ダックス2頭。
全部で約30頭。

ゴールデンは日中ベランダへ出して
甲斐犬とダックスは家の中で自由にさせていましたが
トイレの躾がされていないので家中のどこでも糞尿し放題。
壁や床が所々腐っていました。

吐きそうなほどの悪臭。
マスクを2重にしても臭いが入ってくるし
酸性の強い臭いで目も痛い。

他にスタッフは?と聞いたら
1人居たアルバイトは少し前に辞めたそうで
タイムカードだけが残されていました。

見ると週1回しか来てない。
その前に働いていたらしいアルバイトは殆ど来てない。

アルバイトが来ない日はどうしていたのかと聞くと
オーナーが、自分がやっていたと言いました。

いや、やってないからこんなに汚いんだ。
要するにここは悪徳ブリーダーだったんです。

これはヤバイかなと思ったけど
どんなもんか働いてみるか。と翌日から出勤。

初日、犬達全員の名前とそれぞれの餌の量、一日の作業内容を教えてもらい
次回から私一人に全てを任されました。

働いてみて解かりました。
あまりにも過酷過ぎて毎日通えない。
1日働いたらクッタクタで翌日動けないので
1日置きに行くことにしました。

オーナーは何をしているのかと言うと
お昼ごろ起きて来て、どこかへ出かけちゃう。
たまに居る時もあったけど、何一つやらないし
自宅なので餌を作ったりフードボールを洗うシンクに
オーナーの食器や鍋などもが洗わないまま置かれていました。

自宅とは言え犬の世話でいっぱいいっぱいだし
働かないオーナーの為に家事までやる必要はないとほって置いたら
ある日「食器あらっといて」と。

「それはプライベートの範囲なので私はやりません。」
と言ったらキレたので私もキレて喧嘩。

そんなオーナーだから、私のようなアホ以外は働きに来ない訳ですが
犬達はフレンドリーでやたら可愛かった!

シャンプーもカットもされてなくてボサボサに伸びた毛が固まって
硬い毛玉になっているレゲェのプードル。

皮膚病を持ったダックスやチワワ。

食糞する犬達。
口から糞の匂いがする犬達。

そんな汚い犬達が私が行くと尻尾ぶんぶん振って大喜びして、
ケージから出す時に抱っこするとべろべろ舐めてくれるんです。
ウンチを食べてるお口で(T▽T)

ケージの下に敷いてあるバスタオルはケージの掃除の後新しいバスタオルに交換して
糞尿がたくさん付いたバスタオルは
まず手で取れる物は先に取り払い
緩めのウンチなどベッタリ付いたものはお風呂場で流しながら取って
その後洗濯機で洗います。

バスタオルは全部で50枚ほどあったので
全部洗い終わって干すまで1日掛りでした。

一部屋ごと犬達を庭に出して、ケージの掃除と
床の雑巾がけ。

ハエがよく集るので、
至る所でウジが湧いて気を失いそうになったこがもありました。

シラミも凄かった。
でも毎日忙しくて犬達にシラミが付いていることに気づく余裕もなく
ある朝出勤したらポメラニアンが死んでいて
一緒にいたプードルも全身ベタベタになって震えていました。

すぐにオーナーに話して病院へ連れて行ってもらいましたが
数日後にこの子も死にました。

更にショックだったのは、
オーナーが体調をくずして1週間ほど入院してしまい
その間に起きてしまった最悪の事態。

※ショッキングな内容なので、
食事中の方や気分を悪くされやすい方は読まない方がいいです。

リビングでペットの犬達が床の何かを気にしている様子だったので
見てみると、
生まれたての赤ちゃんが後ろ片足を怪我して血を出しながら這っていました!

まさか!?とダックスの雄と雌が入っているケージを見たら
オーナーがまだ出産はなさそうと言っていた雌が
3匹の赤ちゃんを産んでいたんです。

そして、そのうちの1匹を食べていました。
※出産の時は雌から雄を離してあげないと、
生まれた赤ちゃんを雄から守るために雌が食べてしまうことがあるのです。

横でオスのダックスは私に喜び尻尾を振ってジャンプしている。

傍には踏まれて既に死んでいる赤ちゃん。

ケージの下に敷いてある白いバスタオルは血の海。

まさに地獄絵図。

私は気が狂いそうなほど大パニックになり
叫びながら這っていた赤ちゃんを手に取って
ウロウロするしかありませんでした。

心臓バクバク、体中ガクガク震えながらやっと2階の洗面所へ上がり
深呼吸をしながら自分に落ち着け!落ち着け!と何度も言い聞かしましたが
パニックになっているので何をどうしたらいいのか分からず
病院へ電話をすることに気づくまで
どれくらいの時間掛ったのかもわかりません。

そして病院へ連れて行き、お湯に入れて体温を上げ
ミルクを与えてもらい、帰って来ました。

動物病院から、入院中のオーナーの携帯に電話を入れたけど
赤ちゃんを置いて行けないので自分の家に連れて帰ろうと思った時、
オーナーが病院から外出許可を貰って帰ってきました。

そして仲間のブリーダーに預かってもらうと言って連れて行きましたが
怪我していたこともあり数日後に死んだそうです。

あの光景、音、今でも鮮明に残っています。
一生忘れることはありません。

一度保健所の方が来た時がありましたが
オーナーが留守だったため中に入ることはありませんでした。

それならばと、沢山の写真と動画を撮り
今度保健所が来た時に見せる為の準備をしました。

そのすぐ後に動物愛護法が改正となり
オーナーはこのまま続けるのは無理だと思ったのでしょう。

動物取扱業の届け出に行かず仲間のブリーダーが吸収するという形を取りました。

7月、新しいアルバイトの男の子が入りました。

実は私、ここで働き始めて直ぐに喘息を発症してしまい
検査をしたら犬アレルギーであることが判りました。

呼吸器科の先生からドクターストップがかかってしまったのですが
シャンプーすらしてあげられなかった犬達を
このままにしておくのは余りにも可哀想だったので
病院に内緒でシャンプーカットに通いました。

しかしこれだけでは終わらないのが悪徳ブリーダー。

ほとんど犬達の繁殖は行われていなかったので(それは良かったと思う)収入が0
時々水道が止められたり電気が止められたりしました。

私もお給料が半分しか出ませんでした。

労働基準局を知る人に相談したら、
通告して聞くような人間ではないから
弁護士を通すと返ってくる金額以上にお金が掛かるよ?と言われたので
タダでカットとシャンプーの練習がし放題だと思うことにしました。

何で戦わないの?と言う人もいたけど
大金を払ってまで戦う時間と労力を使うんだったら
すっぱり諦めて先へ進んだ方がいいと思ったし
悪徳と知りながらも犬達が可哀想だからと居続けた私にも非があったので。

この年の12月、ブリーダーと犬達は引っ越し
バイトの男の子も直ぐに辞めました。

アルバイトの男の子は現在、うちの自営のボーリング業の
助手として働いてもらってます。

そして喘息になってしまった私は、
間接的に動物と関わる仕事へと移るのです。

続く。

「汚くて可愛かった犬達」
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Comment

こんにちは^^ 

そうだったよね。
ゆこちゃん、よく頑張ってお世話したよね。
当時は心配したよ。
  • posted by Iku 
  • URL 
  • 2012.07/01 12:51分 
  • [Edit]

Re: こんにちは^^ 

Ikuちゃん、ありがとう。(^ ^)
私、アホアホだからやっていけたのかもね。
でもいい勉強にはなったよ。強くなれたしね。
人生に無駄な経験てないな、と最近思います^ ^

  • posted by yuko 
  • URL 
  • 2012.07/01 16:35分 
  • [Edit]

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